インタビュー
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【歯科衛生士インタビュー連載①】急性期病棟勤務とは?一般歯科との違いがありすぎた!

mochimama
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今回は急性期病棟に勤める、歯科衛生士さんの勤務経験談をインタビューしてきました。

まゆみさん
まゆみさん

こんにちは。急性期病棟で4年ほど勤務していました、歯科衛生士のまゆみです。よろしくお願いします♪

歯科衛生士のまゆみさんは、病棟に勤務されていた4年の間に【日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士】の資格を取得されました。

筆者
筆者

今回は、摂食嚥下の認定士を取得するきっかけとなった病院勤務の実際について語って頂きましたよ。

ちなみに【日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士】についてはこちらをご覧ください。

今回インタビューに答えて頂いたまゆみさんは、病院の中の急性期病棟で歯科衛生士として勤務されていました。

筆者
筆者

急性期ってなに?という方は下の【急性期病棟とは?】を参考にしてくださいね。

Q
急性期とは?

症状の経過時期や、必要とされる処置内容に応じてそれぞれステージがあります。
急性期とは症状が現れ始める時期・病気のなり始めの時期です。
この症状に対して24時間体制で対応しているのが急性期病院です。
『急性期』の他は『回復期』『慢性期』『終末期』に分類されます。

もくじ
  1. 急性期病棟での歯科衛生士の仕事内容とは?
  2. 他職種の方と勤務する上で、学んでおいた方が良いことはありますか?
  3. 急性期病棟を志望した動機は何ですか?
  4. 待遇や福利厚生は?
  5. 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の資格を取って良かったこと
  6. 認定士の資格取得をする上で、苦労したところは?
  7. 急性期病棟で勤務するにあたって、どんな勉強をしましたか?
  8. 病院勤務に興味のある歯科衛生士さんへのメッセージ
  9. 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士とは
  10. 日本摂食嚥下リハビリテーション学会(嚥下リハ学会)認定士の有効期限は?更新手続きは?
  11. 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士試験を受験するには
  12. 【日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士】受験の必要書類は?受験料は?
  13. 【日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士】認定士試験について
  14. まとめ

急性期病棟での歯科衛生士の仕事内容とは?

筆者
筆者

まゆみさんがされていたお仕事内容はどのようなものですか?

まゆみさん
まゆみさん

急性期病棟で患者さんが口から食べられるように支援をしていました。

筆者
筆者

具体的にどのようなことをするのでしょうか。

まゆみさん
まゆみさん

午前中に口腔ケア、嚥下評価、嚥下体操を行い、お昼に食事介助、午後に嚥下体操や事務作業、委員会活動等をしていました。

筆者
筆者

・・・え?嚥下…たいそう?ひょうか?委員会活動?

色々な言葉がでてきましたね

歯科衛生士の基本、口腔ケアとは

口腔ケアは口腔内の汚れを取り除くことですよね。

お口の中をすっきりさせたり誤嚥性肺炎の予防などに繋がります。

筆者
筆者

歯科衛生士が毎日行う業務ですね。

嚥下評価とは?

嚥下評価とは嚥下反射が正常か、飲み込みや呼吸変化を観察して評価することです。

主に3つ評価方法があります。

反復唾液嚥下テスト

のどぼとけに指をあてて、30秒間で何回唾液を飲み込めるかのテストです。

3回未満であれば誤嚥の疑いがある、と判定されます。

改訂水飲みテスト

冷水3mlをシリンジで計り、利き手で持ちます。

反対の手で患者さんののどに指をあてます。

シリンジの冷水を口腔底に流し込んで嚥下してもらい、嚥下を触診します。

筆者
筆者

こちらの水飲みテストは、常温の水30mlを飲んでもらうテストもあります。

フードテスト

約4gのプリンを舌において嚥下をするテストです。

口腔内でしっかり摂食嚥下が出来ているかを評価します。

嚥下体操とは?

嚥下体操とは、嚥下(食物を飲み込むこと)に必要な筋肉の体操です。

筆者
筆者

お口周りや首の筋肉を動かして、「パタカラ」体操などを行いますよ。

急性期病棟での事務作業とはどんなものがありますか?

筆者
筆者

事務作業とはどんなことをされていたのでしょうか。

まゆみさん
まゆみさん

事務作業は、患者さんののデータ管理をしていました。

  • 患者さんの病名や年齢
  • リハビリの介入をした期間
  • 食べられるようになった時期
  • 肺炎の有無

これらを集計して、毎年どの程度の患者さんが食べられるようになったのかを事務作業として行っていました。

筆者
筆者

一般歯科では普段経験できないことをされていたんですね。

まゆみさん
まゆみさん

そうだと思います。

そのような記録や日誌をつけるのを、看護師さんや他の職種の方と一緒になって行っていました

委員会活動とは何をしていたのですか?

筆者
筆者

委員会活動とは何をしていたのですか?

まゆみさん
まゆみさん

いろいろな委員会があるのですが、私はせん妄認知委員会に入っていました。

月1回集まって、せん妄認知症予防について話し合っていました。

週1回はでせん妄認知症の患者さんを見回る、などもありました。

Q
せん妄とは

幻覚や妄想にとらわれ、興奮・錯乱したり気分の異常が突然引き起こされる『精神機能の障害』です。

他職種の方と勤務する上で、学んでおいた方が良いことはありますか?

筆者
筆者

他職種の医療従事者と働けるのは、病院勤務のメリットだと思います。

視野や知識が広がりますよね。

他職種の方を働く上で、勉強したことはありますか?

まゆみさん
まゆみさん

必須ではないのですが、やはり看護用語は知っておいた方が他職種の方との連携がスムーズなので、看護用語の勉強はしました。

記録を読んだりするときもスムーズに読めますから。

筆者
筆者

やはり他職種の方とも勤務する場合は、歯科以外の知識は必要ですよね。難しくありませんでしたか?

まゆみさん
まゆみさん

はい。特に誰かに言われたわけではありませんが、自分で「必要だな」と感じたので勉強しました。

最初は難しく感じるかもしれませんが、どの職業でもそうだと思いますよ。

筆者
筆者

「やってみたい!」と思ったら、とりあえず飛び込んでみるのも一つですね!

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急性期病棟を志望した動機は何ですか?

筆者
筆者

まゆみさんが急性期病棟を志望した理由を教えてください。

まゆみさん
まゆみさん

大学の授業で摂食嚥下について学んだことがきっかけです。

学んでいくうちに摂食嚥下に興味をもちました。

勤務した病院では、歯科衛生士が主体で摂食嚥下を行なっていたのでその病院を志望しました。

筆者
筆者

なるほど!大学の授業がきっかけだったんですね。

歯科衛生士が主体となって興味のあることが出来るのは、嬉しいですよね。

待遇や福利厚生は?

筆者
筆者

待遇や福利厚生についてはどうでしたか?

まゆみさん
まゆみさん

残業代は出ませんでしたが、プチ旅行があったり残業代以外はちゃんとしていました。

筆者
筆者

病院というと残業代もしっかりしている、というイメージがあったんですが、そうではないんですね。

まゆみさん
まゆみさん

そうですね。ただ、一般歯科と比較するとそんなに残業もなかったと思いますよ。

筆者
筆者

残業が少ない職場だと、終業後の予定も立てやすいから良いですよね。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の資格を取って良かったこと

筆者
筆者

認定士の資格を取って、メリットってありましたか?

まゆみさん
まゆみさん

あまりメリットは感じなかったですね。

手当はつかないし、普段から業務としてやっていたことがそのまま問題になっているので、新しい知識がつくこともありませんでした。

筆者
筆者

なるほど。認定をとったからといって、手当が付いたとかは無かったのですね。

でも、他職種の方から信頼を得ることはできるのではないですか?

まゆみさん
まゆみさん

はい。認定を取得したことで、いろんな方からの信頼は増えたようです。

認定士の資格取得をする上で、苦労したところは?

筆者
筆者

日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の資格取得をする上で、苦労した点はありましたか?

まゆみさん
まゆみさん

もともと仕事として毎日行っていたので、すごく勉強したというところはないです。

ですので、苦労したところは無いですね。

急性期病棟で勤務するにあたって、どんな勉強をしましたか?

筆者
筆者

普段行っている業務内容が試験に出たとのことですが、認定士の資格取得に向けた勉強はしましたか?

まゆみさん
まゆみさん

いえいえ、日本摂食嚥下リハビリテーション学会がウェブに掲載している過去問はやりましたよ。

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病院勤務に興味のある歯科衛生士さんへのメッセージ

筆者
筆者

病院で働きたいけどなかなか踏み出せない歯科衛生士さんや、摂食嚥下の認定士に興味がある歯科衛生士さんに向けてメッセージをお願いします☆

まゆみさん
まゆみさん

病院勤務は他職種の方たちとコミュニケーションが取れたり、歯科以外の知識も自然と身についたりでプラスなことしかありません。

歯科が入っていない病院でも患者さんのために働くのには変わりはないので、考え方も同じです。

経験しておくと、一般歯科でも役立つことは多いです。

筆者
筆者

そうですよね!

やはり病院勤務は、一般歯科にはない職種の方たちと仕事ができたり知識も身につきますよね!

筆者
筆者

でも、病院勤務に興味はあるけど、やはり飛び込む勇気がない、と考える歯科衛生士さんもいるかと思います。

やはり経験がないのとついて行けるかなぁ、と不安がある歯科衛生士さんにコメントをお願いします。

まゆみさん
まゆみさん

そこは勇気はいらないと思いますよ!

どの仕事でも最初は知らないことばかりだし、大変なこともあると思います。

少しでも興味があれば働くべきだと私は思います!

筆者
筆者

興味があれば飛び込むべきですね!

認定士を取得するかはまだ先の話になりそうだけど、そこにこだわらずとも病院勤務の経験はプラスにしかなりません。

まゆみさん、ありがとうございました。

まゆみさん
まゆみさん

興味があるのであれば働くべきだと思います♪

こちらこそありがとうございました!

日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士とは

日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士とは嚥下リハ学会認定士とも呼ばれます。

学会のホームページに摂食嚥下リハビリテーション学会認定士を取得するための記載がありましたので、解説しますね。

(認定水準)

第5条 医師、歯科医師あるいはそれに準ずるものによる摂食嚥下リハビリテーション計画を理解し、それに従って摂食嚥下訓練を実施すると共に、その経過や結果を指示者に報告する能力を有し、同時にリスク回避に関して必要な知識と技能を有することを認定水準とする。この水準は摂食嚥下リハビリテーションの基本要素として、摂食機能療法実施時の要求水準を十分に超えるものを想定し、本学会の特色である関連多職種の知識と技能の共通部分を明示するものである。ただし、本認定によるリハビリテーションの実施は、職種ごとに規定された法的制約を超えるものではない。

規約 | 一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 (jsdr.or.jp)

つまりこういうことが書いてあります。

日本摂食嚥下リハビリテーション認定士とは
  • 医師・歯科医師による摂食嚥下のリハビリ計画を理解する。
  • 同時にリハビリによるリスクを避けることができる。
  • この2点を基本とし、さらなる知識や技術が必要。
  • 職種ごとに決められた業務を超えることはしない。
筆者
筆者

この嚥下リハ学会認定士の資格を取得しているのは歯科衛生士だけではありません。

医師・歯科医師・看護師・栄養士・作業療法士・理学療法士・言語聴覚士など色んな資格を所有する方たちがいますよ。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会(嚥下リハ学会)認定士の有効期限は?更新手続きは?

認定士を取得すると5年ごとの更新が必要です。

筆者
筆者

日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の更新方法について解説しますね。

有効期限の5年の間に200単位取得しなけれないけません。

その200単位の中に、嚥下リハ学会の学術大会を含めなければいけません。

学術大会への参加(どれかは参加必須)
  • 嚥下リハ学会の学術大会1回につき40単位
  • Dysphagia Research Society Annual Meetingへの参加も1回に付き40単位
  • 認定資格更新のための学術集会は1回につき10単位
その他の取得可能な単位
  • 認定士単位セミナーは10単位から40単位、または5単位から20単位
  • 嚥下リハ学会学術大会の教育的セミナーは1講演につき10単位
  • 関連学会・研究会などの教育セミナーは1講演5単位
  • eラーニングによる再学習は120単位(5年間で1回のみ単位を取得できる。)
筆者
筆者

他には書いた論文が学会関連誌に掲載されたり、学術発表やセミナー講師などを行うと単位を取得できるようです。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士試験を受験するには

日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士(嚥下リハ学会認定士)の認定試験を受験するためにはどうすれば良いでしょうか。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会のホームページをみてみましょう♪

認定士試験を受験するためには、以下の3つの条件を満たす必要があると書いてあります。

  • 本学会会員歴が、受験年の7月31日において、2年以上であること。
  • 摂食嚥下に関わる臨床または研究歴が、受験年の7月31日において、通算3年以上であること。
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会インターネット学習プログラム(以下eラーニングという)全課程の受講を修了していること。

この3点について、詳しくみていきましょう。

受験年の7月31日において【日本摂食嚥下リハビリテーション学会】に2年以上在籍していること

日本摂食嚥下リハビリテーション学会への入会は職種・年齢など関係なく、誰でも入会できます。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会の入会方法
  1. 申込書を公式ホームページよりダウンロードして、FAXまたは郵送する。
  2. 公式ホームページよりネット申し込み

※最初に指定口座へ年会費5,000円の入金が必要です。

まずは年会費5,000円を学会指定口座に入金します。

筆者
筆者

指定口座や学会の住所など、入会に必要な情報は学会のホームページに記載されていますよ。

その後、学会ホームページに記載されている申込書をダウンロードして記入し、振込受領証のコピーを同封の上、FAXまたは郵送します。

一番簡単なのが日本摂食嚥下リハビリテーション学会ホームページのオンライン入会ですね。

こちらは年会費の振り込み後、ネットで申し込みができるので簡単だと思います。

受験年の7月31日において、摂食嚥下の臨床歴または研究歴が通算3年以上あること

筆者
筆者

まゆみさんは病院の急性期病棟にて勤務していたので、こちらの要件も満たしていたわけですね。

摂食嚥下の臨床歴がなくても大丈夫!実際に学会に問い合わせました。

筆者
筆者

摂食嚥下の臨床歴が通算3年以上ってなかなかハードルが高くない?

歯科衛生士歴は3年以上あるけれど、普通の一般歯科だし…。

どんな歯科で働けば『摂食嚥下の臨床歴』になるの?

というわけで実際に嚥下リハ学会に聞いてみました!

摂食嚥下リハビリテーション学会の認定士試験を受験したいのですが、摂食嚥下の臨床歴が3年以上ありません。

その場合、受験資格は得られないのでしょうか?

大丈夫です。受験申請の際に履歴書を記入して頂くのですが、そこに簡単な勤務先名を記入して頂くのみとなっております。

特に摂食嚥下に携わっていないといけない、ということはありません。

摂食嚥下に関係のない一般歯科に勤務していても、受験申請できるのですか?

はい。

何かしらの臨床経験はあるだろう、という審査になりますので申請できます。

通算3年以上は必要ですので、複数の医院であっても合算して3年以上勤務していれば申請は可能です。

…ということでした。

摂食嚥下に関係のある臨床経験がなくても、一般歯科医院での勤務があれば受験申請は出来るとのことでした。

通算3年以上ですので、複数の歯科医院での勤務経験でも合計で3年以上であれば申請できますよ。

筆者
筆者

受験申請の要項には『摂食嚥下の臨床歴』とあるので、勘違いしやすいですよね。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会インターネット学習プログラム(eラーニング)を終了していること

eラーニングでは、摂食嚥下リハビリテーションの基本的な事項と必要な技術を学びます。

受講申請はオンラインで可能です。

筆者
筆者

受講申請について詳しい情報は、学会が発行しているこちらをご覧くださいね♪

学習時間は1コンテンツあたり30分~60分を想定して作成されています。

スライドの横に書いてある解説文を読み進めていき、最後に確認問題を行い1コンテンツが終了します。

全て終了すると修了証が発行されます。

筆者
筆者

修了証は認定士の受験申請の際に必要となりますので、大切に保管しておきましょう!

eラーニングの受講有効期限は、申請日の翌月より1年間です。

この間に終了できなければ、再度受講申請が必要となりますよ。

では、嚥下リハ学会認定士試験の受験資格がある人をまとめましょう。

摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 受験資格まとめ

  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会に入会して、受験年の7月31日の段階で2年以上あること
  • 摂食嚥下の臨床歴または研究歴が、受験年の7月31日の段階で3年以上あること ※一般歯科でもOK!
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会インターネット学習プログラム(eラーニング)を全て終了していること

この3点をクリアして、初めて日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の試験を受験できます。

自分で摂食嚥下について学びたいときの本をご紹介しますね。

摂食嚥下について学びたい人のための良書!
こちらもカラーで分かりやすいと評判

【日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士】受験の必要書類は?受験料は?

筆者
筆者

受験する際に必要な書類はこちら。

(受験申請)
第3条  認定士試験の受験申請に必要な書類は下記のものとする。

  • (1) 受験申請書(様式1)
  • (2) 履歴書(様式2)
  • (3) 専門職の免許証(写し)
  • (4) eラーニング修了証
  • (5) 受験申請料の払い込み受領証(写し)
  • (6) 返信用封筒

2  受験を申請する者は、受験申請料として10,000円を納付しなければならない。
3  既納の受験申請料は、いかなる理由があっても返却しない。
4  受験申請に必要な書類は指定の期日までに学会事務局へ到着するように郵送する。

認定士試験及び認定士登録規程 | 一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 (jsdr.or.jp)

【日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士】認定士試験について

(認定士試験)
第4条  認定委員会は、認定士試験に受験申請のあった者に対し、申請書類をもって書類審査を実施する。
2  認定士試験は、認定士試験受験資格を有し、認定士試験受験に必要な書類を認定委員会に提出し、書類審査に合格した者に対して行う。
3  試験方法は,マークシート方式の多肢選択試験とする。
4  試験問題案の作成は,認定委員会に指名された日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士が行い,試験問題は認定委員会が調整して決定する。
5  試験問題の出題範囲は、e-ラーニングの内容とする。
6  試験日は,原則的に毎年12月の第1日曜日とする。

認定士試験及び認定士登録規程 | 一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 (jsdr.or.jp)

上記公式ホームページの引用に書いてある通りですが、書類審査があります。

筆者
筆者

まずは申請書類を元に書類審査があり、その後筆記試験があります。

書類審査を通過したあとの筆記試験の方法はマークシートです。

試験範囲は受講済みのeラーニングより出題されます。

試験日は年1回の12月第1日曜日に実施されます。

合格発表は学会ホームページ上に合格者の受験番号が発表されます。

まとめ

今回は急性期病棟で働く歯科衛生士さんにインタビューをしました。

まゆみさんは摂食嚥下に携わるなかで、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士を取得されました。

手当などはつかなかった、とのことですが認定士の資格を持っていることは患者さんにも安心感を与えられますし、職場の方たちの信頼感を得ることも可能ですよね。

また、看護用語を学ぶことでより仕事がスムーズになった、とのことなのでやはり病院勤務は『自分から学ぶ』という姿勢は大切だと思われます。

そして、何より病棟勤務は歯科以外の知識も身につき、自分にとって良いことばかりだった、とおっしゃったまゆみさん。

知らないところに身を置くのは勇気がいることかもしれませんが、『興味があれば働くべき』だと伝えてくださいました。

この記事があなたの転職の成功につながれば幸いです♪

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